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フェレットの病気

腎不全(腹水の画像あり)インスリノーマと診断されたフェレットわさび君【症状】病気発覚のきっかけは歯!

投稿日:2017年11月28日 更新日:

「腎不全」と診断されたわさび君

病気が分かったきっかけは「歯」でした。

2年足らずの間に3回目の口腔内トラブルを起こし、今まで炎症を起こすたんびに抗生物質で抑えてきたそれを、根治療法に切り替えよう(根本から解決してあげた方が良いんじゃないか)って話し合った結果からのそれでした。

いたちのおうちへ来てくれたあの時の、一番最初の健康診断から、左下の犬歯が欠損している(折れている)事は分かっていました。

「この歯の欠損がいつか歯髄炎を起こし、その炎症が歯髄から歯根にまでおよんで歯根炎を起こし、そのまま歯根膿瘍まで進行する可能性」

は、最初から、危惧はしていたのです。

こちらの記事にその詳細を記述していますが、

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歯根膿瘍や歯槽膿漏、単なる歯石の付着から始まるものも含め、歯肉(歯茎)が炎症を起こす事をさす「歯周病」という病気。

その病原菌は血流に乗って心臓や腎臓に入り込んで心臓疾患や腎臓疾患を引き起こしたり、それが肺なら肺炎を引き起こす事だってある、実は怖い病気。

って事を、私は知っていました。

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それでも、あの時はまだそれが、

「いつかそうなるかもしれないという可能性でしかない病気」だっただけのそれ、その予防のためだけに、「歯を抜いてしまおう」という決断は出来ませんでした。

私は、自分の口の中にすごくコンプレックスがあります。

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「自分の歯でご飯を食べる事に固執してる」と言っても良いくらいです。

元介護職員だった、いた家スタッフのオッちゃんは、その当時、お世話をしている方々の「歯が無くて」起こる様々な事をたくさん見てきて、「大変そうだった」と言っていました。

スタッフAの「人間みたいに入れ歯や差し歯を作ってあげられないなら、自分の歯を残してあげるべきじゃない?」という、あっけらかんとした言葉は、そういう私たちの気持ちを全肯定してくれる力強いものに聞こえました。

私たちのしてきた、「歯を残してあげる」選択に迷いは一度もありませんでした。

この子達は「歯が全部無くても生活に支障は無い」と言われてはいますが、それでも、何度も何度も話し合ってきたけど、いつだって私たちの決断は、

「いつかそうなるかもしれないというただの可能性でしかない病気のために歯を抜いてしまう」には至りませんでした。

抜歯だって全身麻酔による手術です。

どんな手術にだってリスクはあります。

「今」が健やかである以上、それが例えどんなに小さなものだったとしても、わさび君のリスクになるのなら、それは避けていこうというのが私たちの考えです。

「なるべく最後まで歯を残してあげたい」

「なるべく長く自分の歯でご飯を食べる生活を送らせてあげたい」って思ってきました。

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それは、想像していたよりずっと早く、思ってたよりずっと進行した状態で3回目の再燃という形でした。

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さすがにもう、今回は

「抜歯手術に踏み切るべき時がきたって事かもしれない」って全員で覚悟を決めました。

手術をするにはまず、その子の健康状態を詳しく知っておかなければいけません。

その為に、詳細な検査をお願いしました。

その結果、「麻酔には耐えられない体」だという事が分かりました。

インスリノーマ確定

フェレットの血糖値

血糖値がだいぶ低いです。

※「基準値」については、病院によって多少のバラつきがある場合があります。これは、その先生の考えや判断による物なので、そこまで神経質にそこにこだわる必要はありません。

ただし、わさび君のこの数字は、完全に「低血糖症」または「インスリノーマ」の疑いの範囲内です。

超音波断層検査(エコー)をしてもらった結果

フェレットの膵臓

膵臓に腫瘍のような影が写りました

インスリノーマの「疑い」は、これでほぼ「確定」です。

7才という年齢のわさび君ですから、インスリノーマには別に驚きません。

むしろ、一度の発作も起こさないうちに、今、分かってあげられて良かった!って思っています。

たった一度の低血糖の発作でも後遺症が残ってしまう事もあるし、その一度目の発作で死んでしまう事だってあるのですから、「一度も無い」に越したことはないのです。

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あとはもう、処方されたステロイドのお薬(わさび君はプレドニン5mgです)を毎日飲ませてあげて、これからもずっと低血糖の発作を起こさないように注意してあげれば良いだけです。

細心の注意を払って、上手に付き合っていってあげれば良いだけなのです。

正しい知識を持っていれば、病気なんて全然、怖くありません。

インスリノーマは「シニアフェレットの証」くらいに私は思っています。

大丈夫!大丈夫!!

シニアニョロリン、インスリノーマニョロリン、皆みんな頑張ってる!わさび君も頑張ろっ!!

…ただ、

腹水が溜まり始めていた事と腎臓の数値には本当に驚きました。

腹水とは?

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心筋症などの心臓疾患、その他の多くの病気で見られる「腹水」。

これは、口から飲んだお水がそのまま胃や腸からこぼれているわけでは無くて、「体液」が漏れ出してお腹の中に溜まってしまっている事を意味します。

何かしらの原因で、静脈の圧があがって、血液中の水分が血管の外ににじみ出てしまっている状態なのです。

その腹水はレントゲンでは白く、エコーでは黒く写ります。

レントゲンに関する詳細はこちらを参考にして頂ければと思います。

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元々マヨネーズみたいな体型のわさび君。

「お腹の張り」も最初から気にはなっていました。

でも、一般血液検査その他の健康診断結果である「全て一応は正常の範囲」で、ずっとやってきました。

これが今のわさび君のお腹の中です。

フェレット(腹水)

上部に写る逆三角形の黒いのが腹水です

100~150mlくらい溜まっているんじゃないかと思われます。

わさび君の場合は「腎臓」のそれからこの症状が出ているんじゃないかと思います。

腹水の処置

一般的には

  1. 利尿剤で、体の水分の排出を促す
  2. お腹に針をさして水を抜く

この2つです。

とりあえず、わさび君は2週間後の検診まで、オシッコいっぱい頑張ろう!

腎不全

腎臓は3/4くらいの機能が低下しないと症状が出てこないといわれる沈黙の臓器です。

一度失った機能が回復する事は無いとも言われています。

1/4しか機能しなくなってから初めて分かる、そこから回復する事はない。

だから、腎不全は「気付いた時には手遅れ」の場合が多いと言われているのです。

早期発見には「きちんとした腎臓の検査」しか無いのです。

今回、わさび君が、その「きちんとした」検査(血液生化学検査)をしてもらう事になったのは「口腔内トラブルが起きたから」です。

「そのせいで腎臓が悪くなってしまったのかもしれない」というのは1つの可能性としてありますが、だからって、今までの事を自分の判断ミスだったかもしれないと悔んでみても、わさび君の腎臓は良くなりません。

原因がそうじゃなかった場合、あの時に歯を抜いてしまっていたら、もう炎症を起こす事は無く、静かに進行していく内臓の疾患には気付いてあげる事が出来なかったんだからって思う事にしています。

現に今だって、わさび君はこうして元気です。

フェレット(わさび君)

「呼んだ?」ネムネムのお顔♡

歯茎が炎症を起こしてくれていなければ、内臓の病気に気が付かないまま進行させてしまっていたかもしれない…

そう思ったら、周りの皆の言葉もあって、

「口腔内トラブル様様」だって、思えるようになりました。

驚くようなBUN値だけれど、これでも「早期に発見してあげられた」って思っています。

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これまでの事、これからの課題

わさび君は、里親さんが持たせてくれた、とある一種類のフードしか頑なに食べようとしない子です。

それは、一部では「ジャンクフード」と言われている物です。

来たばかりの頃、「いたちのおうちに来たからには!」だなんて勇んでフードの切り替えを私が強引に強行した結果、(後から考えたら、理由はこれだけだった訳では無いと思いますが)わさび君の体重を減らしてしまうという事がありました。

当然、私の考え方ややり方は「間違っている」とスタッフ達に責められました。

この小さな体の体重を減らしてしまう(体力を奪う)事が、私たちは一番怖い事だと考えています。(※これは、あくまでも私たちの考え方です)

私もすごく反省しました。

それからは、「好きな物を美味しく食べるのが一番だ!」って、フードの変更は「しなくて良いんじゃないか」って決めていましたが、

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もう、そんな事は言っていられなくなりました。

数種類ある腎不全用のご飯から、わさび君が少しでも美味しく食べてくれる物を探してあげようと思います。

ただし、インスリノーマ(低血糖)の方にも気を配らなければいけません…

その事についてはまたいつか書いていきたいと思います。

とりあえず、今は「まだまだしてあげられる事、考えてあげるべき事」がたくさんあるって事です。

私たちも頑張る!だから、わさび君も頑張ろうね!

次の検診まで2週間、お薬をちゃんと飲んで、少しでも…何でも良いから、何かが良い方向にいきますように☆彡

今日のアイキャッチ画像

すごく素敵な写真でしょう♡

もちろん、わさび君ですよ。

しかも、これは、今回のこの血液検査の前日です。

ご覧の通り、インスリノーマや低血糖症の症状も、もちろん腎不全の症状も出ていない、凛とした「まるで健康そのもの」です。

「早期発見」出来たのは、きちんとした検査のお陰なのです!

この写真…

赤ちゃんと、何かお話しをしているように見えませんか?

お話ししてるんですよ、きっと。

だって、この赤ちゃん、ケラケラ笑ってましたもん。

わさび君は、どんなフェレットとも良い距離を保てる大人のフェレットなのです。

人間の大人は少し苦手な時もあるけど、人間の赤ちゃんは大好きなんですよ、きっと。

赤ちゃん、また、遊びに来てね♡ダンディわさびがしっかり子守り係しますから。

そういう訳で、わさび君、まだまだ長生きしてもらわないと困りますよ!まだまだしてあげたい事も見せてあげたい物もたくさんあるんだからね。

だから、頑張ろうね!

穏やかに、健やかに

素敵なニョロニョロ生活を☆彡

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